スポンサーサイト

神在す 

FC2 3-2L7R204420170828-2
日没を過ぎ、車山山頂を吹き上げる風と霧が覆う
一番心配なのは雷だった
手元が次第に暗くなる中、霧と風の勢いがおさまらない
いざというとき逃げ込む場所を思案しながら撮影を続ける
すると時折上空が仄かに明るむ
これに気がついた時、雷のないことを確信した

そのうちふと風が止み空が開けるとこの光景が出現したと思うと
残光と色彩は、わずかの間に風と霧の暗がりに没していった
体の中に湧き上がる、神々しいと言うよりは目に見えない何かの気配に反応する心のざわめき
それは縄文よりもはるか昔からこの国の人々が感じてきたと、同じ種類のものなのだと
確信させるに十分な光景だった

※結構な恐怖体験でしたので、シリアスに綴ってみましたが
 ムー系のお話でははありません


2017年8月28日 霧ヶ峰高原車山神社
SONY a7R2 FE 24-70mm F4 ZA


写真(風景・自然) ブログランキングへ
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村



有明

DSC06302-3.jpg
2017年2月13日 霧ヶ峰高原

有明

起伏の雪は
あかるい桃の漿(しる)をそそがれ
青ぞらにとけのこる月は
やさしく天に咽喉(のど)を鳴らし
もいちど散乱のひかりを呑む
  (波羅僧羯諦(ハラサムギヤテイ) 菩提(ボージユ) 薩婆訶(ソハカ))
                               (一九二二、四、一三)

新修宮澤賢治全集 第Ⅱ巻 P26 春と修羅



1922年4月13日は満月

賢治はおそらく小岩井周辺の原野から、この光景に近い月の入りを見たに違いありません

なぜなら童話であれ詩であれ、賢治の描写は自然現象に実に忠実だからです

起伏の雪とは、あるいは秋田駒ヶ岳に連なる山々の雪を指すのかも知れません

できれば小岩井でその情景を見てみたいというのがここ数年の願いなのですが





写真(風景・自然) ブログランキングへ

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村

池のくるみ湿原越しの富士

池のくるみ
2017年2月13日 霧ヶ峰高原池のくるみ湿原

富士を含む星の軌跡を撮影する場合、夜間飛行の航跡がたくさん映り込みます

これを回避するには深夜から明け方の撮影になってしまいます

夜もだいぶ更けたこのころになると首都圏や京阪神ナンバーの車があがってきます

みなさん気を使われて、カメラのかなり前からライトを消して通過してくれます。

月の明るい夜の特典でした






写真(風景・自然) ブログランキングへ

にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ
にほんブログ村