相馬武士 平成28年度相馬野馬追い

今年度の参加騎馬数は440騎と報道されていましたが、地元の方は460騎という方もおりました。
震災前は600騎といいますが、今なお避難指示解除のなされない、旧標葉郷の大部分(浪江町、双葉町、大熊町)からの参加者が激減している状況でこれだけの騎馬武者を集めるというのは、この祭に懸けるこの地方の方たちの想いの強さを感じます。


行列出発の合図の花火から40分、先頭の騎馬武者が雲雀ヶ原に現れます。



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「御先乗」の武者たちは行列の先頭にあって隊列の進行の調整にあたります。
2騎の武者が、進路にはみ出た観客を押し戻すように巧に馬を操り、観客すれすれに走ると沿道の観客からは盛んな拍手が起こりました。




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小高賛歌 平成28年度相馬野馬追い 火の祭

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2016年7月25日 南相馬市小高区

7月12日避難指示が解除されたばかりの南相馬市小高地区で6年ぶりに火の祭が復活しました。
火の祭とは、野馬追から帰郷する騎馬武者を迎え、労をねぎらうため住民が沿道にかがり火を焚いて出迎えるたのがはじまりであったといいます。
画面下に横一列で燃えている炎がそれです。
今年用意されたかがり火は約2000 (2016/07/25 福島民報)。
震災前は人口1万のこの地区に現在戻られたのは約1000名の方と市広報の方。帰還間もないその人たちが慌ただしく準備された2000のかがり火です。
帰還する方が増え街に活気が戻れば、幾千もの火が豊かな田野と騎馬武者を照らす幻想的な光景を目にする日が訪れるでしょう。一日も早くその日の来ることを願わずにはにいられませんでした。
最後に打ち上げられた巨大な花火は、幾重にも重なった大きな光の羽根となって小高の郷を包むように降り注ぎました。
復活した小高と火の祭に相応しい光景に思えました。



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野馬懸(のまかけ) 平成28年度相馬野馬

相馬野馬追い一連の行事の最終日に行われた野馬懸(のまかけ)の一コマをご覧下さい。
野馬懸は平将門以来1千年の歴史を誇る相馬野馬追いの、古来の姿を今に伝える神事と言われ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
野馬懸についてはこちらのサイトがよくまとめてくれてありますのでご参照下さい。(リンクさせて頂きました、ありがとうございます。)
このサイトにも書かれていますが、馬を追う御小人たちと逃げる馬たちの迫力は正に本物です。

平成28年7月25日 南相馬市相馬小高神社

放たれた馬は3頭。御神水(おみたらし)をつけられた馬が生け捕りの対象になります。
御小人は素早くたてがみをつかみ馬を捕まえにかかります。


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たてがみを掴まれた馬は振りほどこうと突然走り出します。

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必死に掴まる御小人。
足をなるべく地面につけないのは踏まれて骨折しないための技術なのでしょう。


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幸い救急搬送される御小人はおりませんでしたが、正に命がけです。

このあと捕まえられた馬は神前に奉納されました。



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神籏争奪戦  平成28年度相馬野馬追い

昨日の甲冑競馬に続き今日は神籏争奪戦の模様をご覧ください。
雲雀ヶ原祭場の空高く打ち上げた相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社三社の御神籏を数百騎の騎馬武者が一斉に争うというもので、戦国の戦いが眼前で展開されるが如くの雄壮なイベントです。

2016年7月24日 南相馬市雲雀ヶ原祭場
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空から落下してくる相馬太田神社の赤い御神籏めがけ、騎馬武者が先を争って突進してきます。



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御神籏はこのようにムチで絡め取るようにして手元に引き寄せます。



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落下した黄色い相馬小高神社の御神籏を2名の武者が奪い合うその後ろを、赤い御神籏を高く掲げた武者が誇らしげに通り過ぎて行きました。
争いになった場合、軍者が判定をしますが、多くの場合2人で分け合う形になることが多いようです。




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疾風の如く 平成28年度相馬野馬追い


2016年7月24日 南相馬市雲雀ヶ原祭場

福島県相馬地方で千年の昔から伝わる伝統行事、相馬野馬追いに今年も行ってきました。

今年は相馬中村神社における総大将御出陣から、本日午前相馬小高神で執り行われた野馬懸(のまかけ)まで、3日間フルに見てきました。

写真は全く整理出来ていませんが、急ぎでアップしたこの1枚は甲冑競馬の一シーンです。





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相馬野馬追いへの誘い4

神旗争奪戦が終わり、武者達が引き上げはじめると祭場地には、にわかに寂寥感が漂いはじめます。
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雲雀ヶ原を後にする相馬小高神社の隊列

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帰郷する武者
耕作できるあてのない水田は夏草に覆われたままです。


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ここより南、かつての相馬中村藩標葉郷の一帯(南相馬市小高地区、浪江町、双葉町、大熊町等)の多くは
未だ帰宅困難地域のなかにあり、仮説住宅から参加する武者も多いと聞きます。



最後に2日間たまったゴミを捨てによった浪江町のコンビニの店員さんの言葉です。
多めのゴミを恐縮しながら差し出すと、どうぞ遠慮なさらずおいていってください、
(この地に)来ていただいただけで私たちはうれしいんですから。


平成28年度の相馬野馬追い行事予定 執行委員会ホームページ




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相馬野馬追いへの誘い3

この日のクライマックスは神旗争奪戦。
空高く打ち上げられた相馬三神社の御神旗を武者達は先を争って、奪い合います。

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御神旗を鞭の先端を使って絡め取ろうと必死に体を伸ばす武者。


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若武者を険しく叱責する武者。
祭場地には終日武者の怒号が飛び交います。
はじめは笑っていた我々もこのような場面に接し、だんだん言葉を失ってゆきます。




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見事御神旗を手にした武者は所属指名を軍者に告げた後総大将に報告に向かいます。
体の底からわいてくる喜びに浸るこの武者の姿に、この地方の人たちが祭りにかける想いの深さを垣間見たように思われ、胸が熱くなりました。


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羊腸の坂入り口で喝采を浴びる武者。
御神旗を手にした武者は、大観衆の喝采を浴びながら羊腸の坂を駆け上がります。



平成28年度の相馬野馬追い行事予定が執行委員会ホームページに上がったようです。
一人でも多くの方が直接訪れ、相馬、浪江、双葉など相双地方の皆さんのこの祭りに
賭ける想いを直接感じていただければ幸いです。



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相馬野馬追いへの誘い2

約3kmの行軍「お行列」ののち相馬三神社の神輿、と総大将、副大将以下450騎の騎馬武者は雲雀ヶ原祭場に到着します。
神輿と総大将副大将が羊腸の坂を上り本陣につくといよいよ祭りの武者達による戦国絵巻が繰り広げられます。
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午前に行われる甲冑競馬。
その年により異なるようですが約10組のレースが行われます。


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風にはためく旗指物の音と怒濤のような蹄の音が一つの塊となり、眼前を駆け抜ける様はまさに圧巻です。


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笑顔で勝利を報告する若武者。

平成28年度の相馬野馬追い行事予定が執行委員会ホームページに上がったようです。
一人でも多くの方が直接訪れ、相馬、浪江、双葉など相双地方の皆さんのこの祭りに
賭ける想いを直接感じていただければ幸いです。



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相馬野馬追いへの誘い


相馬野馬追いは福島旧相馬藩領に伝わる約千年の伝統を誇る祭りであり国の重要無形民族文化財に指定されています。
相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の祭礼の体裁をとっていますが、その実は有事に備えた軍事訓練であったとされているとおりです。鎧甲冑姿の武士集団が、総大将の元に駆けつけ隊列を組み軍師の指揮の下整然と行進し、隊列前方から偵察が達状況を逐一報告するその姿はまさに軍事演習そのものです。
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隊列の停止を指示する軍師

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先祖伝来の甲冑に身を固め、自在に馬を駆る武者集団に本物の迫力を感じます。

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伝統を感じさせる鎧甲のなか、各武者の表情から浮ついたものは感じられません。

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まあ子供はいつの世もこんなもんでしょう。
だけど、大人でも音を上げる真夏の炎天下よくがんばりました。